〒805-8534 
福岡県北九州市八幡東区西本町4丁目18−1
TEL 093-662-6565(代表) 

FAX 093-662-1796
FAX 093-662-1909(連携室直通FAX)

印刷用表示 |テキストサイズ 小 |中 |大 |

平成28年度北九州市立八幡病院医師臨床研修プログラムについて

1.北九州市立八幡病院の理念と臨床研修プログラムの特色

 本院は、「私たちは、24時間、質の高い医療を提供し、皆様に、安心、信頼、満足していただける病院を目指します」を基本理念とし、北九州市と近郊地域の基幹病院として一般診療を行うと共に、救命救急センター、小児救急センターを併設して、1次から3次までの成人、小児救急医療を担当している。また、教育面においても、27学会の認定医(専門医)教育病院、医学部臨床実習病院、看護科臨地実習病院、救急救命士実地研修病院として、医師、医学生、看護師、救命救急士の指導、育成にも力を注いでいる。
 以上のことから、本院における臨床研修プログラムは、救急や総合診療において、豊富な症例と経験豊かな指導医を備えるなど充実した内容となっている。

2.目標

 臨床研修は将来初期診療(プライマリ・ケア)に対処しうる第一線の臨床医、あるいは高度の専門医を目指す臨床医にとって必要な基礎的知識、技能、及び態度を実地に習得させることを目標とする。また全人的医療の観点から患者の問題を医学的のみならず、心理的、社会的に捕らえ、正しい人間関係のもとに医師としての倫理責任感を養うことも目指している。

3.臨床研修病院としての概要

 ①下記の基幹型臨床研修病院と協力型臨床研修病院、臨床研修協力施設で研修病院群を形成する。

【基幹型臨床研修病院】

北九州市立八幡病院

  • 所在地:福岡県北九州市八幡東区西本町4-18-1

       TEL:093-662-6565 FAX:093-662-1796

  • 病院長:市川 光太郎

【協力型臨床研修病院】

医療法人社団翠会 八幡厚生病院

  • 所在地:福岡県北九州市八幡西区里中3−12−12

       TEL:093-691-3344 FAX:093-603-7213

  • 病院長:吉住 昭
  • 研修実施責任者:藤岡 耕太郎

北九州市立医療センター

  • 所在地:福岡県北九州市小倉北区馬借2-1-1

       TEL:093-541-1831 FAX:093-533-8693

  • 病院長:中野 徹
  • 研修実施責任者:大野 裕樹

健和会 大手町病院

  • 所在地:福岡県北九州市小倉北区大手町15-1

       TEL:093-592-5511 FAX:093-592-5231

  • 病院長:西中 徳治
  • 研修実施責任者:三宅 亮

【臨床研修協力型施設】

医療法人 井手消化器呼吸器外科医院

  • 所在地:福岡県北九州市八幡東区中央3-8-28

       TEL:093-671-2151 FAX:093-682-0668

  • 病院長:井手 誠一郎
  • 実施責任者:井手 誠一郎

医療法人 みやけクリニック

  • 所在地:福岡県北九州市八幡西区陣山2-10-20

       TEL:093-681-3233 FAX:093-663-9180

  • 病院長:三宅 巧
  • 研修実施責任者:三宅 巧

②必修科目及び選択必修科目は以下の通り
【必修科目】
・内  科・・・本院で6ヶ月間
・救 急 科・・・本院で3ヶ月間
・地域医療・・・医療法人井手消化器呼吸器外科医院、医療法人みやけクリニックで各2週間、合計1ヶ月間
【選択必修科目】
・小 児 科
・麻 酔 科・・・本院
・外 科
・精 神 科・・・医療法人社団翠会 八幡厚生病院
・産婦人科・・・北九州市立医療センター
※1ヶ月間を最小単位とし、原則2ヶ月間以上
 ③救急医療の研修の場として、本院の救命救急センター、小児救急センターを利用
 ④電子カルテシステム整備、臨床病理カンファランス(CPC)の定期的開催
 ⑤研修医室、図書室
 ⑥医療情報管理室、医療安全管理室設置

4.臨床研修プログラム

(1)研修目標

緊急を要する疾病や外傷、頻度の高い症状、病態に対する初期診療能力を身に付ける。
患者の有する問題を身体的、精神心理的、および社会的側面から全人的に理解し、適切に対処出来る能力を身につける。
末期患者を身体症状のコントロールだけでなく、全人的に理解し対処できるようになる。
患者及び家族との望ましい人間関係を確立する態度を身につける。
診療録や医療記録を適切に作成できる。
チ-ム医療の原則を理解し、他の医療メンバーと協調できる。
生涯にわたる自己学習、自己研讚の習慣を身につける。     

(2)研修計画
 研修期間は2年間とする。
 必修科目は、1年次に内科(循環器内科を含む。6ヶ月間)、救急科(3ヶ月間)を研修し、2年次に地域医療(1ヶ月間)を研修する。
選択必修科目(小児科、精神科、外科、麻酔科、産婦人科)は、コースや研修医の選択により1年次と2年次に、少なくとも2科目以上をそれぞれ2ヶ月間以上研修する。2年次の残りの期間は、希望する自由選択科を選択できる。
 自由選択科:(必修科、選択必修科に加えて)
整形外科、形成外科、脳神経外科、皮膚科、泌尿器科、耳鼻咽喉科、眼科、放射線科、病理科(健和会大手町病院で研修)
 指導体制:各科教育行事は「各科研修プログラム」による。

(3)研修時間割の例
1年次に内科、救急科、2年次に地域医療を必修とした上で、研修医の希望に合わせた柔軟な研修スケジュールを設定する。

組み合わせ例

A:基本的な研修ローテート例
B:小児救急をしっかり学べる研修ローテート例
C:専門科が充実した研修ローテート例



*地域医療は、井手消化器科・呼吸器外科、みやけクリニックで2週間ずつ計1ヶ月間研修
*精神科は八幡厚生病院で、産婦人科は北九州市立医療センターで、病理診断科は健和会大手町病院で研修する。
*2年次の選択科の時期は、受け入れ科の調整が可能であれば変更することができる。
*選択必修科、自由選択科は、1ヶ月間を最小単位とし、原則2ヶ月間以上で設定する。

5.研修プログラムの管理運営

北九州市立八幡病院臨床研修管理委員会(以下「研修管理委員会」という。)により、研修プログラムの管理、研修計画の実施、研修医の指導、管理及び評価、指導医の評価、研修プログラムの評価、研修医の公募計画及び研修病院間の調整など、本研修プログラムの管理運営を行う。
(1) 研修プログラムの責任者
①臨床研修実施責任者・研修プログラム責任者: 岡本好司(副院長)
②副研修プログラム責任者         : 神薗淳司(小児科主任部長)

(2) 研修管理委員会は次の委員をもって構成する。
  委員長
  臨床研修実施責任者・研修プログラム責任者、副研修プログラム責任者
  協力型病院責任者
  各科研修指導責任者(各科1名)
  協力型施設責任者
  外部委員
  看護部長
  事務局長

(3) 研修管理委員会は次の事項を審議する。 
① 研修プログラムの全体的な管理
  プログラム作成、改訂、方針の決定、各研修プログラムの間の相互調整および評価
② 研修医の全体的な管理
  研修医の人事、研修医の処遇、研修医の健康管理
③ 研修医の研修状況の評価、認定
  研修終了の最終的な判定及び研修修了証書の付与

(4) 委員長が必要と認めたときは、研修管理委員会に委員以外の者の出席を求め、意見を聴取することができる。

(5) 研修プログラムを円滑に実施するため、研修管理委員会の下に「運営委員会」を設置する。運営委員会の委員は基本研修各科研修責任医師及び必須研修科研修責任医師若干名とする。

(6) 研修管理委員会の事務は、事務局経営企画課において処理する。

6.研修医の指導 

 同一の研修医を2年間を通じて責任をもって指導するため指導医をおく。
指導医は、研修医の研修病院における該当科目を指導する医師で、7年以上の臨床経験を有し研修管理委員会が適切と認めた医師があたる。
指導医は、研修プログラム責任者等と協議しつつ、研修医を指導する。なお、各科指導医の氏名は別途記載する。

7.研修の記録及び評価と修了認定等

(1) 研修医の評価

  •  研修医は、研修医手帳により自己の研修内容を記録・評価するとともに、経験した症例について、所定の様式により入院病歴要約、手術要約等を作成する。
  •  各科設定した臨床研修項目につき、研修医の自己評価、指導医評価をおこなう。
  •  指導医は、ローテイトごとに研修期間を通して受け持ち研修医の観察、指導を行うとともに、目標達成状況を研修医手帳やEPOC(オンライン卒後臨床研修評価システム)から把握して評価を行う。
  •  各科研修指導責任者は、研修医の目標到達状況を適宜把握して、研修医が同プログラム終了時までに到達目標が達成できるよう調整、指導する。
  •  各科研修指導責任者は、基本研修終了時点で、研修プログラム責任者と協議の上、研修医に履修が不十分な基本研修科目があるとした場合は、当該科目について再度研修を行う。
  •  研修管理委員会は、2年間の全研修プログラム終了時に、目標達成度、指導医及び各科研修指導責任医による観察記録等を総合して統括評価を行う。
  •  院長は、研修管理委員会が行った評価を受けて研修終了証の交付を行う。

(2) 指導医等に対する評価
 研修医は、全研修プログラム研修終了後、指導医及び研修した診療科の評価を行う。その結果は、指導医及び各診療科にフィードバックされる。

(3) 研修プログラムの評価
 研修管理委員会は、研修プログラム(研修施設、研修体制、指導体制等)が効果的かつ効率的に行われているかを定期的(年1回)に自己点検・評価し、その結果を公開する。

8.研修医の採用

LinkIcon初期臨床研修募集要項参照

9.研修医の処遇

身分: 常勤嘱託    
公的医療保険、公的年金保険:有り
医師賠償責任保険:有り
研修医手当 :1年目320,000円/月、2年目340,000円
宿・日直手当:別途支給 *指導医と共に実施(合計5回/月まで手当有り)
住宅手当:有り(家賃の半額、最大24,000円) 
勤務時間: 8:30-17:00
有給休暇:1年次10日、2年次11日
研修医室:病院内研修医室:有り
健康管理:検診2/年有り、病院産業医:有り
外部研修: 参加可(費用補助なし)
 ※当プログラムで研修している期間は、当院、協力型臨床研修病院、臨床研修協力施設以外での医療行為(報酬の有無を問わない)を禁止する。

10.研修終了後の進路

 当院にレジデントとして勤務可能