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救急科

 当救命救急センターでは、現在4名の医師が中心となって、それぞれの専門分野の知識も活かしつつ、救急科として診療を行っています。さらに、外科、脳外科、内科、小児科から診療応援をいただき、救急科研修医とともに、日々の救急診療を行っています。
 救急科としての業務内容とは、1.救命救急センター搬送患者のトリアージ・診療、2.救急科研修医への指導教育、3.北九州市消防局ワークステーション高度救急隊への同乗指導、4.救急救命士の病院再研修指導、5.災害派遣医療チーム(DMAT)としての災害訓練、6.さまざまなoff the job trainingへの積極的な参加、指導などです。
 上記の救急科の業務内容を細かく説明していくと、

  • 当救命救急センターは、外科、脳神経外科、内科、小児科の4名が常時当直しています。このため、救急科医師は上記当直医と協力して、救急搬送患者に対する診療を行います。搬送多数の場合、救急外来のトリアージナースとともにトリアージを行っています。
  • 前期研修医の先生には、救急科研修1ヶ月を必携としております。まず、平日時間内に救命救急センターに搬送される内科、外科系を中心とした患者の初療を、救命救急センター担当医の指導助言のもとに一緒に行っています。また、病院前救護にも理解と関心を持ってもらうため、当院敷地内に2008年6月に開設された北九州市消防局ワークステーションの高度救急隊への救急車同乗実習を行っています。また、当院DMAT隊員と共に災害訓練への参加・見学を通して日頃から災害訓練の重要性を学び、年に2回開催される北九州市医師会主催の北九州市消防ヘリコプター講習会にも参加してもらっています。
  • 前述した北九州市消防局ワークステーションの高度救急隊への研修医、看護師による救急車同乗実習とは別に、病院前医療、メディカルコントロールを熟知した救急科医師による高度救急隊への同乗指導も行っています。これは平日日勤帯、ワークステーションに常駐し、心肺停止症例のみならず、すべての救急事案に同乗出動し、現場で直接指導助言を行うとともに、みずからも救急現場での活動を通してよりプレホスピタルへの理解を深めています。心肺停止患者患者においては、認定救命士と共に現場にて、器具を用いた気道確保、静脈路確保、薬剤投与など速やかな救命処置も行い、現場での蘇生処置を行っています。現在、年間300−400症例近く同乗し現場に出動しています。
  • 当救命救急センターは救命士の病院再研修、救命救急九州研修所の病院実習、就業前実習、薬剤認定救命士の病院実習など常時受け入れており、その数は年間に70名以上にのぼります。こうした研修において、救急部看護師とともに医師、看護科、関係部署へ連絡、調整を行い、より充実した実習が行えるように活動しております。また、最近では救急救命士の病院再研修に力をいれており、救急外来、病棟、検査科、放射線科、手術室での見学、実習ほかに、ワークステーション高度救急隊と共に、心電図モニター講習や、BLS(一次救命処置)やシナリオシュミレーションなど、より質の高い研修を目指しています。
  • 災害拠点病院である当救命センターは、すでに3チームが日本DMAT、福岡DMATの研修、統括DMAT研修を受けています。北九州市医師会、北九州市消防局など関係機関と日頃より連携し、顔の見える関係を築くと共に、有事に備えて積極的に災害訓練に参加しています。
  • JATEC、JPTEC、MCLS、AHA BLS/ACLSなどさまざまなoff the job trainingにインストラクターとして積極的な参加をしており、また当院が中心となった開催も行っています。

 以上のような救急科の業務に加え、外科、脳外科疾患、消化器科については、根治治療まで行うことができます。

救急科研修医の北九州市消防局救急ワークステーションにおける救急車同乗見学

東日本大震災時のDMAT出動(仙台にて)

救急科医師による救急ワークステーションにおける救急救命士への研修

北九州消防ヘリ搬送講習会

医師紹介

名前 井上 征雄 <いのうえ まさお> 救急科主任部長
専門分野 救急外科 呼吸器外科
学会関係

救急科専門医、日本外科学会認定医・専門医、日本呼吸器外科学会認定登録医、福岡救急医学会評議員、統括DMAT登録者、JPTEC、MCLSインストラクター 、肺がんCT検診認定医           

コメント 平成5年長崎大学医学部卒              
名前 田口 健蔵 <たぐち けんぞう> 救急科部長
専門分野 救急科、災害医療、病院前救急医療
学会関係

救急科専門医、日本外科学会認定医、統括DMAT登録者、臨床研修指導医、DMAT、JATEC、JPTEC、MCLS、ICLS、AHA-BLS/ACLS インストラクター、ICD、日本集団災害医学会セミナーインストラクター              

コメント 平成13年産業医科大学卒