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放射線技術課

放射線技術課では22名の診療放射線技師がより正確な画像診断のため、放射線・放射性同位元素・磁気を利用した種々の検査を行っています。
私たちは年々進歩する医療機器の有効利用と専門性の高まる検査内容に対応することでより情報量の多い画像を提供し、チーム医療に貢献しています。各学会や団体の認定資格も日々研鑽を重ね、積極的に取得しています。

【取得資格】

アドバンス放射線技師、シニア放射線技師、放射線管理士、放射線機器管理士、医療情報技師、X線CT認定技師、救急撮影認定技師、第一種放射線取扱主任者、検診マンモグラフィ精度管理認定、検診マンモグラフィ撮影技術認定、放射線治療専門放射線技師、放射線治療品質管理士、マスタ放射線技師、第二種放射線取扱主任者、磁気共鳴専門技術者、Ai認定診療放射線技師

また患者さんのプライバシーを守るとともに医療被ばくをできるだけ少なくするため、常に最善の検査方法で行うよう心がけています。

診療内容

一般撮影検査

レントゲン撮影という言葉に馴染みがあるかも知れません。一般撮影検査は放射線(X線)を使用し、胸やお腹、手足の骨などの撮影を行います。
当院では、最新のFPD(フラットパネルディテクタ)を採用しています。

FPDはX線を照射した後、すぐに画像を確認できます(従来のシステムでは約1分)。そのため、検査時間及び患者様待ち時間を短くすることができました。
さらに、被ばく線量も従来システムと比較し約3割減少しておりますので、安心して検査をお受けいただけます。

FPDによる撮影

X線CT検査

20123月、当院に新たなマルチスライスCTBrilliance iCT SP”が導入されました。このCTは超高速1回転0.27秒スキャンや、従来型64列マルチスライスCTの倍となる1スキャン:128枚の画像収集など、これまで以上に『速い!きれい!広範囲!』な検査を提供することが可能となりました。また、最先端のCT技術である“逐次近似再構成“も搭載し、被ばく線量を従来の半分程度に抑えながら同等な画像を実現可能となりました。さらに、20174月から、大腸CT検査が本格的に開始となりました。この検査は空気(炭酸ガス)を注入し、CT撮影を行います。これにより、負担が少なく内視鏡検査を行ったような観察診断が可能となります。

Philips社製 Brilliance iCT SP

5秒間の息止めで撮影できる範囲

2mSv以下の被ばくで撮影した心臓

X線透視検査

TV透視診断撮影装置

 一昔前なら、胃が悪いと言うと「バリウムを飲んで検査をしましょう。」と言われていたのがこの機械です。
最近では、内視鏡にその座は奪われていますが、整形外科の骨折整復や 小児科の腸重積整復、泌尿器科 の造影検査等々、まだまだ現役の忙しい機械です。

TV透視診断撮影装置

ジトロスコープ

血管造影(アンギオ)検査(DSA)

 血管造影検査は、足の付け根や腕の血管にカテーテルという細いチューブを入れ、カテーテルの先端から造影剤を流し血管を撮影する検査です。 またリアルタイムで血管の画像を確認しながら、狭くなった箇所を広げ血液の流れを良くしたり、出血している箇所の血管を直接止血したり、がんを栄養している血管に直接抗がん剤を流したりと、近年では治療が主体になってきています。
当院では、救急病院という性質上24時間体制で血管造影検査・治療を受けることができます。
 現在の装置は平成22年4月に更新されました。装置が回転することにより、以前では出来なかった血管の3D撮影やCTのような輪切りの画像等が撮影出来るようになりました。
 これにより、3D画像を見ながら動脈瘤(血管のこぶ)を治療したり、CT室に移動しなくともその場で、抗がん剤の入り具合を確認しながら治療をしたりできるようになり、より精度の高い検査・治療が可能となりました。

頭部血管正面

頭部血管側面

脳血管3D

腹腔動脈

血管造影室

心臓血管造影検査(心カテ)

 手首や肘、または足の付け根の血管からカテーテルを挿入し、検査及び治療を行います。装置は平成27年3月に更新されました。
心血管だけでなく腎血管及び気管支血管・下肢血管に至るまでの検査・治療を52インチの大モニターを利用し従来よりも画像を大きくして見ることで施行医の素早い診断・治療が可能になり、患者さんの身体の負担を軽減させる環境を整えました。

 また、心血管ステント治療に於いては特殊な撮影法を用いることにリアルタイムに正確な治療を短時間で行えるようになり、また腎動脈治療・下肢血管治療に於いては、歳差撮影・振り子撮影を用いることにより一度で簡単に血管の走行を把握できるようになりました。
 この他、Ⅹ線照射条件を撮影部位により使い分け、また画像をより見やすく調整できるようになり、放射線被ばくを低減できるとともに診断しやすい画像の提供が可能となりました。

MR検査

 このMR装置は高画質、高性能で多彩な機能を搭載しています。
特に超急性期脳梗塞、脊髄損傷の診断に優れているので救急医療にはなくてはならない装置です。その他に造影剤を使わなくても血管の画像が撮影できる(造影剤が必要な部位もあります)ことや心臓、乳腺の検査もできます。
 一つだけ欠点があります。それは検査中、大きな音がすることです。対策として耳栓やヘッドホンをしていただいて音楽を流して検査をしています。検査の時はお好みのCDやMDを持参していただいてもO.Kです。
 MR検査では磁場と電波を使って撮影します。このためペースメーカーをされている方などMR検査を受けられない場合がありますので検査前には必ず担当医より確認させていただきます。

MR装置

頭の血管(造影剤無し)

乳腺の画像

RI検査(核医学)

RI(核医学)検査は体内に放射線医薬品を注射もしくは飲んでいただき、体の外に出てくる微量の放射線をガンマカメラという特殊な装置を使って画像を作成します。
放射性医薬品が集まったところを画像にする他、当課で作成する画像の中で唯一の機能検査が行えます。
また、新しい放射線薬品を用いた検査も積極的に取り入れており、平成27年からは認知症のタイプを知るのに役立つ脳の交換神経機能の情報を得られるダットスキャン検査も始めました。

RI(核医学)検査室

全身骨

ダットスキャン

医療被曝について

 放射線技術課では、放射線を使って検査や治療を行っています。放射線はその量によって人体に影響を及ぼすことがわかっています。
しかし医療の場で放射線を利用することは患者さんの病気やけがの正しい診断や治療に役立てていただくためです。
 私たちが診断や治療に使用する放射線の量は、高性能の機器を使用し使用条件を慎重に検討することで、身体に影響が出ると言われている量よりもはるかに少ない量に抑えられていますし、不必要なところには当たらないようにしています。また介助される方にも直接当たらないよう配慮しています。
 通常の検査や治療では放射線による影響がでる可能性はありませんのでご心配されることはありません。安心して検査をお受け下さい。
 ご不明な点はいつでもスタッフにご相談ください。